ABOUT

店舗紹介

INADANI GIBIER

伊那谷ジビエについて

店 “伊那谷ジビエ” を運営している壬生(みぶ)と申します。
長野県の南部地方は “伊那谷(いなだに)” の名称で古くから親しまれてきました。日本列島のほぼ真ん中に位置し、南アルプスと中央アルプス、二つのアルプスに囲まれた信州伊那谷。
豊かな自然環境を背景に農林業が盛んな土地であり、山菜やキノコ、動植物といった雄大な自然が育む山の恵みが豊富です。
そんな環境の中での暮らしに憧れて、生まれ育った埼玉県を離れ、2004年にこの地へ移住してきました(移住当時22歳)。
日々の生活の中で感じてきた田舎暮らしの魅力、感動を多くの都会の方に提供するため、2012年に体験型民宿 “農家民宿ひがし” を開業しました。

民宿を運営する中で見えてきた一つの大きな素材。

それが “鹿肉” です。

上品で癖が無く栄養価の高い鹿肉。
ただ、残念なことに処理の悪い鹿肉が出回ることが多く、鹿肉本来の価値と魅力が一般的にまだ十分認められていないと感じています。
当店は、この伊那谷エリアで捕獲された鹿を専用の食肉処理センターで丁寧に処理し、鹿肉本来の価値と魅力を引き出し、良質な状態で皆様のもとへお届けいたします。

PHILOSOPHY

理念

「廃棄から活用へ」

日本中で鹿は年々増え続け、そのために農林業への被害が拡大しています。
日本各地の自治体では鹿の駆除活動を盛んに行っています。
駆除を実行するのは、自治体から駆除の要請(許可)を受けた、各地の猟友会(猟師たち)です。
私自身もその一員です。

問題は鹿を駆除した後です。

ほとんどが活用されることなく廃棄処分されています。

米を作り、野菜を作り、多くの人々の体を育て支え続けているのは田舎です。
動物にしろ、魚にしろ、野菜にしろ、米にしろ、他の生き物を食べなければ人間は生きていけません。
食を生み出す産業を主とする田舎は、それを子供たちに教えたときに、学校の先生よりも説得力がある存在でなければなりません。

『鹿を駆除したら捨てているんだよ』とは、私は子供たちに教えたくありません。

“駆除したら食べる”

それが当たり前の社会を作ります。
そのために、丁寧な解体処理を徹底し、鹿肉本来の価値と魅力を多くの方に伝え、鹿肉の需要を広げ、駆除した鹿の有効活用に取り組む民間の事業者を増やします。

FACILITY

解体施設紹介

伊那谷ジビエセンター

営業許可

食品衛生法の要件を満たすよう規格品のユニットハウスに改良を施しました。
令和2年3月25日、長野県飯田保健所より食肉処理業・食肉販売業の許可を取得しました。


管理運営

農家民宿ひがし


住所

〒399-3202 長野県下伊那郡豊丘村神稲10648-2


電話

0265-49-8703


代表者

壬生紘彰


自己紹介

埼玉県越谷市出身。
田舎暮らしに憧れ2004年に長野県下伊那郡豊丘村へ移住。
会社勤務を経て2012年に独立し、体験を通して田舎の魅力を伝える体験型民宿“農家民宿ひがし”を開業、田舎を求める都会の子供たちや家族連れを対象とした新しいスタイルの民宿運営を展開。
2015年には狩猟免許を取得、地元猟友会へ加入し、害獣駆除された鹿を有効活用する取り組みを開始。
鹿を食用に解体処理し販売するための許可を2020年に保健所より取得、本格的にジビエ事業を始動する。

鹿肉の栄養成分について
シカ肉の栄養成分を見ると、牛肉に比べて、カロリーは半分以下、脂質は5分の1と大きく下回っており、たんぱく質、鉄分、ビタミン等、多くの栄養素を含んでいます。また、イノシシ肉の栄養成分を見ると、豚肉と比べて、カロリーやたんぱく質、脂質において大きな差はありませんが、鉄分の含有量は4倍となっており、ビタミンも多く含まれています。 近年の健康志向の高まりもあり、ジビエは低カロリーかつ高栄養価の食材として注目されており、体型維持や高齢者の介護食向けの食材として消費の拡大が期待されています。

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